2021年末には Classic Editor プラグインのサポートが終了し、旧来の投稿編集画面が Gutenberg(グーテンベルク)へと移行すると言われています。
実際には、Classic Editor は少なくとも2022年まで、また必要なくなるまでサポートするということを述べていますし、Disable Gutenberg プラグインとか Classic Editorを使い続けるためのプロジェクト等の有志が Classic Editorの存続を行っていくと立ち上がっています。
しかしながら、WordPressの流れとしてはブロックエディタを使用しNoCode(ノーコード)でウェブサイトを作成する方向は変わらないといえます。
Gutenberg(グーテンベルク)の利用統計
Gutenberg in NumbersというサイトでGutenbergの利用統計が出されていました。

全世界でアクティブな Gutenberg サイトが6,000万以上あり、投稿記事は1億6,000万記事以上だということです(2021年1月20日 現在)。
使用されたブロックの大半は paragraph(段落)に使用されているということは、当然ですが、記事投稿に使用されているということです。
つまり、Gutenbergのparagraphは記事が書きにくいとか使いにくいと言われていますが、利用者の大半は使いこなせているということになります。
また、このサイトの調べでは、主な埋め込みタイプがYouTubeブロックだということです。
Twitterの埋め込みの4倍近い数字になっていることにも注目しないといけません。
今後のWordPressの在り方として、サイト+YouTubeというのは切れないものになってくるやもしれません。
つまり、YouTubeで発信し、サイトへ導入するという動きが加速する可能性があるということです。
Gutenberg(グーテンベルク)を操作してみる
上記ページでインラインデモが行えますので試してみるのも良いのかなと思います。
私も2サイトをGutenbergで作成してみましたが、慣れないと記事作成がストップしてしまい、調べては記事作成を行うため余計に時間がかかってしまいました。
そのため、2サイトは途中で放置したままになりました。
現在はClassic Editorに変更したのですが、これも近々 Gutenberg Editorで再挑戦しないといけないなと、思っています。
2021年末までにGutenbergにしておくべき?
WordPressを既存で使用していたユーザはClassic Editorにこだわるのかもしれませんが、新しくWordPressを始めたユーザは、最初からGutenberg ブロックエディタを使用します。
そのユーザの方々は、操作性などの抵抗感はなく受け入れていきますので、Classic Editorへのこだわりはありません。
つまりは、既存のユーザがGutenberg Editorを受け入れて、より良くしていく必要があるということです。
私も今後はGutenberg Editorを受け入れてブロックエディタの良さを味わっていかなければならないのかなと思います(思っているだけで、作業は進みません)。
しかしながら、Classic Editorが使えなくなるまで使い倒すというのも有りなのかもしれません。
いずれにせよ、Gutenberg ブロックエディタへ移行していくことは間違いないのですが、ひとまず 2021年中にGutenbergへ移行しなくても良いというのが結論です。